1.01 の法則、0.99 の法則
1日に0.01の努力を続けると1年後には、約38倍に!
楽天の三木谷 浩史社長の著書「成功のコンセプト~Principles for Success」に、
「1.01の法則と0.99の法則」について 書かれています。
1.01に365を乗じた結果と、0.99に365を乗じた結果では、
1年後には 約38倍もの大きな差が出る というものです。
1.01 の365乗 = 37.7834343329 ≒ 37.8
0.99 の365乗 = 0.02551796445 ≒ 0.03
1日に0.01の努力を続けると
1年後には、約38倍にもなります!
1に何を掛けても、答えは1。
1日に 0.01だけ 努力を積み重ねると、365日後には1.01 の365乗、数値は37.8になります。
ところが、
1日に0.01 サボると、365日後には0.99 の365乗、数値は0.03になります。
1日の差は ほんの僅かですが、1年後には、これだけ大きな差になります。
小さな努力を積み重ねていくことの大切さを、この法則は示しています。
現実の日々の生活に 落としこんでみましょう。
例えば,1が 普段の 代わり映えのない自分だとすると、
+ 0.01 は ほんの少し、努力した自分です。
つまり、興味のある分野の本を 1区切り、読み進める、
アフィリエイターなら ちょっと検索してみて、売れそうなものを探す
トレーダーになりたければ、チャートを開くようにする
などといった、ほんの少しの プラスアルファの行動です。
それを毎日(1年間=365日)継続することで、1年後には
37.8倍に成長した自分がいることになります。
反対に、-0.01は 「面倒だ」と、ちょっと怠けた自分です。
つまり,朝寝坊が常態化しているとか、
テレビをダラダラ見てたり、ゲームばかりしてる、など
自己研鑽をしない、マイナスな日々を過ごしている場合、
1年後には なんと!
現在の 0.03倍になってしまうのです。
0.03倍とは,やっていないに等しいと言える値です。
スタート時は 1.01と0.99の わずかの差(0.02)だったものが、
1年 経つと 37.8と0.03の差になり、そのひらきは 約1,260倍となります。
つまり、「1.01の法則、0.99の法則」は
日々のほんの少しの頑張りの差分が、
1年後には 大きな格差となってあらわれる
ということを表しています。
1年後、37.8倍の自分になるのか、0.03倍の自分になるのかは、
毎日の ほんの僅かな努力の継続で決まることを、
この法則は、表しているのです。
1年間 ほんの僅かでもサボると 損失が大きいということ。
1年間、ほんの僅かでも 続けることが どれだけ大切かを「数値」が表しています。
1年で 約3%の損失ですから、10年だと30%の損失になります。
サボるということは、中途半端な状態にするということです。
中途半端が多いと、それが自分に マイナスとして帰ってきます。
大切なことは、ゼロにしないこと。
忙しくても、時間がなくても、ゼロにしない。
一日サボっても影響は少ないですが、
サボると マイナスのフィードバックの影響が大きいのです。
知らないうちに ダメな自分がインストールされてしまうことを 忘れてはなりません。
こういうと、反論する人も、必ずいます。
「なんで 掛け算なの? 足し算じゃないの?」
とか
「現実は 数字では計れないのでは?」
などなど
いやいや、
何も 1日も休むな、
病気で寝込んでいても 行動せよ!
私も、そこまで成人君主ではないので、
そのあたりは、ゆるくても構いません。
要は
日々、向上しようと、行動するか?
あきらめるか?
ほんの少しの差が、時間経過とともに、
デカい差になってくる、
ということを、理解していただきたいのです。
https://eichi-consulting.jp/17117024281930
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